もともと私は医学とは別の道を志していましたが、小さいころから病院でお世話になる機会が多かったことや、ある信頼できる医師との出会いをきっかけに医師という職業を目指すようになりました。
毎週のテストや実習と学業の方も忙しかったですが、そんな合間にも部活動やアルバイトを通じて多くの仲間や貴重な経験を得ることができました。
実際の患者さんを相手にする実習はそれまでの机の上でやっていた勉強とは全くと言っていいほど別物で、苦労することも多かったですが、医療者としての責任を改めて自覚することができました。
他の病院と比べ、特に各科の垣根が低く、ローテーションしている科以外の先生に気軽になんでも相談できる環境があることを魅力に感じました。またcommon disease を豊富に経験でき、救急に力を入れていることが決め手になりました。
とにかく病院が新しく綺麗だというのが第一印象で、先生やスタッフの方々がとても親切で働きやすい環境だなということを感じました。またカンファレンスでは様々な科の先生が一堂に集まって活発な論議が行われていたことがとても印象的でした。
新京都南病院でのプログラムでは様々な科をローテートしますが、どの科を回っている時でも常に謙虚な姿勢で学んでいきたいと考えています。また患者さんの抱えている病気そのものだけではなく、その背景にある心理面や社会的な問題にも配慮できるような態度を身に付けていきたいと考えています。
初期研修医にできることはまだまだ限られているかもしれません。しかし、自分自身で診察したり手技を行ったりするチャンスをどれだけ与えて貰えるか、そのような環境が整っているかということはとても重要だと思います。見学や説明会に行く際にはその点をしっかり確認しておくことをお勧めします。
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新京都南病院
医局秘書 久保村 麻優美
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