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採用情報

 

指導医インタビュー

指導医(内科専門医) 新谷 泰久

指導される立場として心がけていらっしゃることを教えてください。

「病態を全体的に把握し、優先順位の高いものから対処していく。」という基本的臨床能力をつけてもらうため、なるべく研修医が経験できるよう、上級医として立ち回ることでしょうか。まずは経験してもらって、後ろで見ていて、困ったら手を出すようにしています。実質的な能力をつけようと考えている研修医ばかりなんです。私が研修医のときよりもシステムが整備されている分、優秀ですね。

以前に忘れられない、すごい研修医がいたという経験があれば教えてください。

手術室で、皆が前の開いたサンダルを履いていた時代に、感染管理上、つま先を覆う履物の方が良いと勉強してきた研修医が自分用の履物を自分で用意していたことがありました。その後、手術室では全員がつま先を覆う履物を履くようになったんです。そういったイノベーションは研修医が運んでくるものもあると実感しました。そんな研修医を期待しますね。若い人が世の中を変えていくのだと思います。

現在の臨床研修制度についてのご意見をお願いします。

精神科などをローテートすることにより、基礎的臨床能力が向上していると感じています。精神科を回った研修医は患者さんとの付き合い方も上手ですし、基本的なラポールなのかもしれませんが、人の話を聞いて、整理して考えることもできていますね。外科、産婦人科、小児科などを回ることも勉強になります。私も小児科の研修に行きましたが、良かったですね。ただ、最初から皮膚科と決めている人に、全科のローテートはかわいそうかなと思うこともあります。

これから初期臨床研修病院を選ぶ医学生に向けて、メッセージをお願いします。

ひと通りのことがきっちりできるようになるためにはうちのような病院で研修するのが良いと思います。

臨床研修病院として第一期生を迎えて

優秀で熱心な若い先生たちを迎えて少しウキウキしています。

 

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電話 075-322-3344(病院代表)
E-mail shin-kensyuu@kyotominami.or.jp

 

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